サポート業務を一気に省力化!厳選AI FAQツールの比較と導入のヒント
「AIを使ったFAQ自動生成サービスって本当に使えるの?」と疑問を抱く方は少なくありません。
実際、FAQは企業が顧客の不安を解消し、サポート品質を高めるための重要な資産。一方で、担当者の手間や管理コストが大きいのも事実です。そんな悩みを解決してくれるのが、AIを活用したFAQ自動生成サービス。膨大な問い合わせを効率的にまとめるだけでなく、意図をくみ取って正確に答える技術も進化しています。
本記事を読むことで、それぞれのサービスの強みや料金体系を比較し、自社に最適な選択肢を見つけるヒントが得られます。
AI FAQサービスは具体的に何に使えるの?
AIを使ったFAQ自動生成サービスの主な用途は以下の通りです。
1. 社内向け:
- ITヘルプデスク、総務、人事などへの問い合わせ削減、負担軽減
- 社内ナレッジ共有、情報格差解消、新人教育の効率化
- 24時間365日の問い合わせ対応 (AIチャットボット連携時)
2. 顧客向け:
- カスタマーサポート、コールセンターの負荷軽減、対応品質向上
- 顧客の自己解決促進、問い合わせ数削減
- 多言語対応 (対応サービス利用時)
- 顧客の声(VOC)分析、製品・サービス改善
3. Webサイト:
- コンバージョン率向上 (ECサイトなど)
- SEO対策、集客力向上
- ユーザビリティ向上、情報検索の効率化
4. その他:
- 営業支援 (顧客へのスムーズな回答)
- 教育/研修 (理解度向上)
- 自治体/公共機関、医療機関 (窓口/電話対応の負担軽減)
このように、AI FAQは、社内外からのよくある質問への対応を自動化・効率化し、担当者の負担軽減、顧客満足度向上、業務効率改善に貢献します。
日本国内で利用可能なAI FAQ自動生成サービスまとめ
顧客からの問い合わせを迅速かつ的確に解決するために、多くの企業でAIでFAQを自動生成するサービスの導入が進んでいます。以下では、日本国内で利用可能な代表的なサービスを、特徴や料金、実績などの観点からご紹介します。なお、料金や導入事例などは変動する場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
1. Helpfeel
- 特徴:
独自の「意図予測検索」技術を用いて、曖昧な質問や言葉の揺らぎにも対応。検索ヒット率98%という高い精度を誇ります。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
Sansan、ラクスル、三菱UFJ銀行など、多彩な業種で多数の導入実績があります。
2. PKSHA FAQ
- 特徴:
株式会社PKSHA Technologyが提供するサービス。AIチャットボットとの連携やFAQ分析機能が充実している点が魅力です。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
ベルシステム24、SMBC日興証券、ZOZOなど、大手企業で広く導入されています。
3. sAI Search
- 特徴:
株式会社Studio Ousia提供。自然言語処理を活用して高精度なFAQ検索を実現し、多言語にも対応可能です。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
住友生命、日本経済新聞社、JTBなどで導入実績があります。
4. Cognigy.AI
- 特徴:
ドイツ発のAIプラットフォーム。FAQだけでなくチャットボットや音声ボットなど、さまざまなコミュニケーションツールに対応。ノーコードでの開発が可能です。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
グローバルで多くの企業に導入されています。
5. Zendesk Guide
- 特徴:
カスタマーサポートで有名なZendeskのヘルプセンター機能。FAQの作成・管理が簡単で、Zendesk Supportとの連携により問い合わせ対応を一元化します。 - 料金:
プランによる(月額19ドル~) - 実績:
世界中の企業で幅広く導入されている実績があります。
6. KARAKURI chatbot
- 特徴:
KARAKURI株式会社提供のサービス。FAQデータから自動でチャットボットを生成し、FAQの改善提案機能も搭載。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
PayPay銀行、SBI証券、ベネッセコーポレーションなどで導入されています。
7. hitobo
- 特徴:
アディッシュ株式会社が提供。FAQの作成・管理に加え、チャットボットや分析機能を備えています。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
楽天証券、J:COM、大塚商会などで導入実績があります。
8. QA ENGINE
- 特徴:
株式会社L is Bが提供。FAQの作成・管理はもちろん、検索機能・分析機能、directanswerとの連携などが可能です。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
建設業、製造業、サービス業など、幅広い業種で導入が進んでいます。
9. RICOH Chatbot Service
- 特徴:
リコーが提供するサービス。FAQとチャットボットの連携、分析機能、Microsoft Teamsとの連携もできます。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
官公庁、自治体、金融機関などへの導入事例が報告されています。
10. AI-FAQボット
- 特徴:
株式会社L is Bが提供する「QA ENGINE」の技術を活用したサービス。LINE WORKSやMicrosoft Teamsなど、多様なチャネルと連携可能です。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
製造業、小売業、サービス業など、さまざまな業種で導入実績があります。
11. Cotobox
- 特徴:
Cotobox株式会社が提供。FAQデータをもとにチャットボットを自動生成し、導入時は専任のカスタマーサクセスチームがサポートしてくれます。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
スタートアップから大企業まで、幅広い規模で導入されています。
12. ObotAI
- 特徴:
株式会社ObotAIが提供。FAQデータを活用して多言語対応のチャットボットを素早く作成できます。 - 料金:
非公開(個別見積もり) - 実績:
製造業、小売業、IT企業などでの導入実績があります。
サービス比較表
サービス名 | 特徴 | 料金 | 実績 |
---|---|---|---|
Helpfeel | 意図予測検索、高い検索ヒット率 | 非公開(個別見積もり) | Sansan、ラクスル、三菱UFJ銀行など |
PKSHA FAQ | AIチャットボット連携、FAQ分析機能 | 非公開(個別見積もり) | ベルシステム24、SMBC日興証券、ZOZOなど |
sAI Search | 自然言語処理、高精度検索、多言語対応 | 非公開(個別見積もり) | 住友生命、日本経済新聞社、JTBなど |
Cognigy.AI | FAQ、チャットボット、音声ボット、ノーコード開発 | 非公開(個別見積もり) | グローバルで多数 |
Zendesk Guide | 容易なFAQ作成、Zendesk Supportとの連携 | 月額19ドル~ | 世界中で多数 |
KARAKURI chatbot | FAQからチャットボット自動生成、FAQ改善提案 | 非公開(個別見積もり) | PayPay銀行、SBI証券、ベネッセなど |
hitobo | FAQ作成・管理、チャットボット連携、分析機能 | 非公開(個別見積もり) | 楽天証券、J:COM、大塚商会など |
QA ENGINE | FAQ作成・管理、検索・分析、directanswer連携 | 非公開(個別見積もり) | 建設業、製造業、サービス業など |
RICOH Chatbot Service | FAQ・チャットボット・分析、Microsoft Teams連携 | 非公開(個別見積もり) | 官公庁、自治体、金融機関など |
AI-FAQボット | QA ENGINE技術活用、多彩なチャネル連携 | 非公開(個別見積もり) | 製造業、小売業、サービス業など |
Cotobox | FAQ自動生成、カスタマーサクセスチームによる支援 | 非公開(個別見積もり) | スタートアップから大企業まで |
ObotAI | FAQ自動生成、多言語対応 | 非公開(個別見積もり) | 製造業、小売業、IT企業など |
まとめと選定のポイント
- 料金は公開・非公開に関わらず頻繁に変動する可能性があります。必ず公式サイトや営業担当者への問い合わせを行い、最新情報を入手しましょう。
- 企業によって求める機能や導入目的が異なります。分析機能重視、チャットボット連携重視、多言語対応など、優先順位を明確にしたうえで比較検討することが重要です。
- 無料トライアルやデモを提供しているサービスが多く存在するので、実際に試用して使い勝手を確かめるのがおすすめです。
複数のサービスを比較しながら、ぜひ自社に最適なAI FAQ自動生成ソリューションを見つけてみてください。