ChatGPT APIの無料枠を徹底解説:初期費用ゼロで始めるAI活用

AI活用ブログ
AI活用ブログ

ChatGPTのAPIは、OpenAIが提供する高度な自然言語処理モデルを外部のアプリケーションやサービスに統合するためのインターフェースです。APIを活用することで、開発者は自社のソフトウェアに対話型AIの機能を組み込むことが可能となります。

通常、APIには使用料金がかかりますが、無料枠もあります。この記事では、2025年5月時点の最新情報に基づいて、APIの無料枠について詳しく解説していきます。

この記事の内容は上記のGPTマスター放送室でわかりやすく音声で解説しています。


今なら助成金活用で最大75%OFFと大変お得にご利用いただける、AI・ChatGPT活用研修サービスがご好評をいただいています。ご興味のある方は以下のリンクから、助成金の活用方法やサービス内容が分かる資料をダウンロードいただけます。

AI・ChatGPT活用研修サービスの紹介資料ダウンロードはこちら(無料)

ChatGPT APIの料金体系と無料利用枠の活用法

料金体系と無料枠

通常、ChatGPT APIの利用は従量課金制で、使用したトークン数に応じて料金が発生します。

ChatGPT APIの利用は従量課金制で、使用したトークン数に応じて料金が発生します。トークンとはテキストを構成する単位で、単語や文字、記号などが該当します。モデルや用途により料金は異なりますが、以下に主要なモデルの料金を示します。

モデル名入力料金(100万トークンあたり)出力料金(100万トークンあたり)
GPT-4.5$75.00$150.00
GPT-4o$2.50$10.00
GPT-4o mini$0.15$0.60
GPT-3.5 Turbo$3.00$6.00

※GPT-4.5は2025年2月にリリースされた最新モデルで、高度な自然言語処理能力を備えていますが、利用料金が高めに設定されています。

ChatGPT APIの無料枠

以前は、新規ユーザーに対して登録から3ヶ月間有効な約5ドル分(約750円)の無料クレジットが提供されていましたが、2025年5月時点では、この無料クレジットの提供は終了しています。

ただし、OpenAIでは、特定のプログラムやキャンペーンを通じて、無料クレジットを提供することがあります。たとえば、2024年12月から2025年4月末までの期間、ユーザーが自身のプロンプト(入力)とコンプリーション(出力)をOpenAIと共有することに同意することで、無料のAPIトークンが提供されるプログラムが実施されていました。

最新の無料クレジット提供状況については、OpenAIの公式サイトや開発者コミュニティで確認することをおすすめします。

注意点

  • 利用制限:無料クレジットを使う際も、商用利用には追加の料金が発生します。また、APIの基本機能のみアクセス可能で、高度なカスタマイゼーション機能や速度優先のオプションは制限されています。
  • 有効期限:無料クレジットには有効期限が設定されており、提供された場合は、期限内に利用する必要があります。
  • 追加料金:無料枠を超過した場合、従量課金制に基づき追加料金が発生します。予期せぬ高額請求を避けるため、利用上限を設定することをおすすめします。

ChatGPT APIの活用事例

  • 小規模プロジェクト:無料枠を利用して、チャットボットのプロトタイプを作成し、ユーザーからのフィードバックを収集。
  • 学習目的:学生や研究者が、自然言語処理の学習や研究の一環としてAPIを試用。

コスト管理方法

  • 利用上限の設定:APIの利用にあたり、月間の利用上限額を設定することで、予期せぬ高額請求を防ぐことができます。
  • 最適なモデルの選択:利用するAIモデルによって、APIの料金が変わります。用途に応じて、コストパフォーマンスの良いモデルを選択することが重要です。
  • トークン数の管理:入力や出力のテキスト量を適切に管理し、無駄なトークン消費を抑える。

参考)ChatGPT API公式ページ

ChatGPT APIの無料枠を徹底解説:まとめ

この記事では、ChatGPT APIの無料枠について、2025年5月時点の最新情報を基にご紹介しました。現在、新規ユーザーへの無料クレジットの提供は終了していますが、特定のプログラムやキャンペーンを通じて無料クレジットが提供されることがあります。APIを本格的に利用する前に、まずは無料枠で感触を試してみると良いでしょう。その後に本格的な活用をするとスムーズです。

↑↑↑
この記事が参考になりましたら、上の「参考になった」ボタンをお願いします。

会社ではChatGPTは使えない?情報漏洩が心配?

ある日本企業に対する調査では、72%が業務でのChatGPT利用を禁止していると報告されています。社内の機密情報がChatGPTのモデルに学習されて、情報漏洩の可能性を懸念しているためです。

そのため、インターネットに接続されていないオンプレミス環境で自社独自の生成AIを導入する動きが注目されています。ランニングコストを抑えながら、医療、金融、製造業など機密データを扱う企業の課題を解決し、自社独自の生成AIを導入可能です。サービスの詳細は以下をご覧ください。

いますぐサービス概要を見る▶▶▶
この記事をシェアする
監修者:服部 一馬

フィクスドスター㈱ 代表取締役 / ITコンサルタント / AIビジネス活用アドバイザー

非エンジニアながら、最新のAI技術トレンドに精通し、企業のDX推進やIT活用戦略の策定をサポート。特に経営層や非技術職に向けた「AIのビジネス活用」に関する解説力には定評がある。
「AIはエンジニアだけのものではない。ビジネスにどう活かすかがカギだ」という理念のもと、企業のデジタル変革と競争力強化を支援するプロフェッショナルとして活動中。ビジネスとテクノロジーをつなぐ存在として、最新AI動向の普及と活用支援に力を入れている。

Chat Icon
タイトルとURLをコピーしました