日本初のAI検索プラットフォームとして注目を集める「Felo.AI」が、2025年1月8日に最新の大型アップデートを実施しました。今回の注目機能は、複数ステップにわたって情報を検索・まとめてくれる「データ検索エージェント」機能です。この機能により、膨大なウェブサイトやPDFなどの情報ソースを横断的に収集し、サクッと資料作成まで行えるようになりました。
本記事では、新機能の概要や使い方、そして他社AI検索ツールとの比較を交えながら、その実力を徹底解説します。
資料作成が一気に加速するFelo.AI(フェロ)
Felo.AIは、日本発の検索AIサービスです。一般的なチャット型AIとは異なり、実際にWeb検索を行って、最新情報を反映した回答を返してくれるところが大きな特徴です。
世界中のサイトから情報をクロールし、参考サイトのリンクや引用元も明確に示してくれるので、ビジネス用途や学術用途でも安心して使えます。
Felo.AI:無料版と有料版の違い
- 無料(スタンダード)プラン:
- AI検索は無制限
- 高品質な「プロ検索」モードを1日5回まで利用可能
- マインドマップ機能や一部のテンプレートも利用可能
- 有料(プロ)プラン:
- 月額2,099円(参考価格)
- 1日300回まで「プロ検索」が可能
- プレゼン資料作成機能などが無制限
- 高度モデル(GPT-4やClaude 3.5 ソネットなど)の利用が可能
Felo.AIの主な既存機能
1. AI検索(Webクロール)
プロンプトを入力すると、Felo.AIが関連するサイトや文献をリアルタイムで検索・分析し、まとめた情報を提示してくれます。検索結果をもとにした「引用元」も明示されるため、ファクトチェックが容易です。
2. マインドマップ自動作成
Felo.AIが出力した回答を、ワンクリックでマインドマップ化できます。特にビジネス資料や勉強用ノートとして活用する際に、情報を構造的に整理できるのが好評です。
3. AIプレゼン資料作成
検索結果やまとめたテキストを、そのままパワーポイントやPDF形式のプレゼン資料に落とし込んでくれます。テーマ・目次・デザインを選ぶだけで自動生成され、細部の修正や編集も可能。資料作成にかける時間を大幅に短縮できるのが魅力です。
Feloを使った資料作成の流れ(基本ステップ)
Felo で 検索 → 要約取得 → PPT作成 の流れは、以下のようなイメージです。
無料プランでも1日5回まで「プロ検索」が可能なので、まずは試してみるとよいでしょう。
1 テーマの入力
- Felo にアクセスし、検索窓に 作りたい資料のテーマや疑問 を入力
- 例:「○○について詳しく教えて」「業界動向と課題をまとめて」など
- 必要に応じて上部の クイック/ディープ、検索モード(WEB検索・AI検索・代理検索など)を選択
2 検索結果の確認
- Felo がWeb上の情報をクロールし、自動的に要点や参考情報を取得
- 思考の過程(何をどう検索しているか) を表示してくれる
- 文章がまとまったら、任意の情報ソースを チェックを外して除外 → 再回答 も可能
3.3 マインドマップで整理
- 検索結果の右上にある 「マインドマップ」アイコン をクリック
- 要約内容がツリー形式で俯瞰表示される
- 構造化された俯瞰図 がすぐに得られるため、抜け漏れや全体像を把握しやすい
3.4 資料(PPT)自動作成
- 同じく検索結果の右上にある 「プレゼンテーションを生成」ボタン をクリック
- AI が目次やスライド見出しを自動生成
- 下書きを確認し、スライドのデザインテンプレートを選択
- PowerPoint形式 (.pptx) や PDF としてダウンロード
- ダウンロード後もPPT内で修正や装飾が可能
- 「キャンバ(Canva)」派 の場合は、生成したPPTをCanvaへアップロードしデザインを整える手もあり
新機能【データ検索エージェント】がすごい
今回のアップデートで追加された「データ検索エージェント」は、Felo.AIを“複数ステップで検索を実行するAIアシスタント”としてカスタマイズできる超便利機能です。
1. テンプレート機能
Felo.AIには、「業界調査レポート」「EC市場分析」「マーケティングリサーチ」などがあります。「代理検索」をクリックすると、さまざまな調査テンプレートがあらかじめ用意されています。
- テンプレートを選択
- 商品名や気になるキーワードを入力
- 自動生成された複数の調査ステップを実行
…といった流れで、瞬時に詳細なレポートや資料が完成します。
例:EC市場動向の調査
「スマートフォン」と入力するだけで、以下のような時間のかかる業界分析を一瞬で仕上げてくれます。
- スマートフォン市場の規模・成長性
- 主要ブランドと人気商品
- 各国の販売トレンド
- マーケティングや広告戦略
- 最後に数千文字規模の総合レポートをまとめ
- その場でマインドマップやプレゼン資料に落とし込み
2. マイエージェント機能(パルチステップ検索エージェント)
より高度なカスタマイズを求めるユーザー向けに、自分専用の検索エージェント(AIアシスタント)をノーコードで作成できます。
「ニューストレンドを収集するエージェント」「企業の詳細分析レポートを作るエージェント」などを一度作成しておけば、以降はキーワードを入れるだけで定期的に最新情報を取得してくれます。
他社AI検索ツールとの比較
Felo.AI以外にも、Genspark やGeminiといった強力なAI検索ツールがあります。それぞれに特徴はありますが、以下のポイントでFelo.AIは強みを発揮しています。
- 検索スピード
- GensparkやGeminiのAIエージェント機能は、複雑な検索だと数十分かかるケースが多いですが、Felo.AIは短時間でアウトプットを返してくれます。
- 操作性・UI
- 引用元の可視化がシンプルかつ直感的。ホバーするだけで「どのサイトのどの部分」を引用しているかがわかりやすい設計です。
- マインドマップやプレゼン資料への一括変換
- 別ツールをわざわざ開かなくてもFelo.AI上でまとめ作業と資料作成を完結できる点が大きなメリット。
- 日本語での使いやすさ
- 日本発のAIエージェントとして、日本語のニュアンスや業界用語にも強いのが魅力です。
Felo.AIを使ってみるなら今がチャンス!
無料版でも1日5回まで「プロ検索」モードを試せるので、まずは以下のような使い方をしてみてはいかがでしょうか。
- 気になるテーマでマルチステップ検索を実行
- 引用元をチェックしながら情報の信頼度を確認
- マインドマップ化して内容を整理
- 最後にプレゼン資料を自動生成してみる
「こんなに楽に資料が作れるなんて…!」と驚くこと間違いなしです。
まとめ:ビジネスの現場や研究でも“即戦力”になるFelo.AI
今回の大型アップデートで追加されたデータ検索エージェント機能により、Felo.AIは情報検索からレポート作成、資料のプレゼン化までを“一気通貫”でこなせる頼れる相棒になりました。すでに他社AI検索ツールを利用している方も、ぜひこの機会にFelo.AIのスピード感や日本語対応の精度を体感してみてください。
▼Felo.AI公式サイトはこちら(無料で利用可)
この記事をきっかけに、あなたの仕事効率・情報収集効率が飛躍的にアップすることを願っています。話題のAI活用を先取りし、2025年もさらなるスキルアップを目指しましょう!
参考)Felo.AI公式サイト