Copilot for Microsoft 365は、2023年9月からMicrosoftより提供された、効率的な作業やコラボレーションを支援するためのAIを活用したサービスです。Copilotとは「副操縦士」の意味であり、利用者が操縦士、AIが副操縦士と見なすと、わかりやすいでしょう。
この記事ではCopilot for Microsoft 365を使ってできることや料金などを、これから利用し始める方に向けて詳しく紹介していきます。
Copilot for Microsoft 365を使うためには
Copilot for Microsoft 365を利用するためには、以下のライセンスのうちのいずれかが必要です。
- Microsoft 365 E3またはE5ライセンス
- Microsoft 365 Business Premiumライセンス
- Microsoft 365 Business Standardライセンス
- Office 365 E3またはE5ライセンス
これらのライセンスをお持ちでない場合は、当社で新規導入サポートも可能です。
Copilot for Microsoft 365の使用料金
Microsoft 365のいずれかのライセンスとは別に、サブスクリプションで月額30ドルの使用料金がかかります。
Copilot for Microsoft 365でできること
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsなどのアプリでCopilot(AIアシスタント)を利用できます。代表的なサポート機能は以下のとおりです。
- ドキュメント作成:WordやExcelで文章や表を作成する際、Copilotが適切な文章や数式を提案してくれます。
- プレゼンテーション: PowerPointで資料を作成する際、スライドの内容やトピックに合ったテキストや画像のアイデアをCopilotが提供してくれます。
- メール作成: Outlookでメールを書く際、Copilotが適切な挨拶や署名、文面の作成をサポートしてくれます。
- チームコラボレーション: Teamsでチームメンバーとコミュニケーションを取る際、Copilotが迅速な返信や適切な表現をサポートしてくれます。
- プログラミング: Copilotがコードの自動補完や関数の提案をしてくれます。
このようにCopilotはあらゆる業務のサポートをしてくれるため、いずれの作業も効率化されるでしょう。
当社で行っている導入サポートサービス
当社では、これからCopilot for Microsoft 365の導入をされる企業様を全面的にサポートいたします。 当社が提供するサービスには以下の全てが含まれています。
- 既存環境の確認
- 必要ライセンスの確認
- Microsoftテナントがない場合は新規テナントの取得
- Copilot for Microsoft 365展開支援
- Copilot for Microsoft 365のPoC利用に必要な作業計画と設定
- Copilot PoC 検証項目の策定(お客様に応じたオーダーメイドの検証項目を作成いたします)
- お客様に実施いただいた検証結果をサマライズしてレポート報告
- PoCフェーズ終了後の本番展開に向けた作業計画と設定
- マニュアル作成
- 管理者向けマニュアル作成
- ユーザー向けマニュアル作成
- ユーザー向け教育・講座
- Copilot for Microsoft 365の基本操作やプロンプトエンジニアリングに関する研修
サービス料金
PoCプラス本番導入 | 2,000,000円 |
PoC導入 | 1,500,000円 |
※万が一、PoCフェーズで本番導入を中止する場合は、本番導入、マニュアル作成、ユーザー向け教育・講座の費用は発生いたしません。
まとめ
Copilot for Microsoft 365を活用することで、従来のあらゆる業務が圧倒的に効率化されます。たしかにランニングコストはかかりますが、効率的な作業やコラボレーションを実現したいのであれば、是非前向きにご検討ください。