2026年最新版:ChatGPT現行モデルを全比較!GPT-5.2・GPT-5.3-Codexから無料版・Go、Proの違いも解説

AI活用ブログ
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ChatGPTのモデルはここ1年で大きく進化し、GPT-5.2GPT-5.3-Codexをはじめ、多様な選択肢が並ぶ時代になりました。しかし、モデルが増えたことで「結局どれを使えばいいのか分からない」という声も増えています。

本記事ではChatGPTの現行モデルの全体像を整理しながら、業務利用で中心となるGPT-5.2と開発・エージェント用途に特化したGPT-5.3-Codexを軸にモデルの選び方、プランの選び方を解説します(この記事は2026年2月の情報をもとにしています)。



最近「社外に出せないデータで生成AIを使いたい」という相談をいただきます。ChatGPTの利用は社内で禁止されているそうです。セキュリティやコスト面が気になる企業には、社内のローカル環境で動かせる仕組みがあることはご存知ですか?
OpenAIのオープンなAIモデル「gpt-oss」も利用いただけます。

ChatGPT現行モデルの全体像(2026年版)

まず押さえておきたいのは、ChatGPTには「世代順」ではなく「用途別」にモデルが並んでいるという点です。2026年現在の現行ラインナップは、以下のように整理できます。

■ ① コアモデル(汎用・主力)

  • GPT-5.2:現在の標準モデル。長文処理・高度推論・マルチモーダル対応を備えた総合型。
  • GPT-5.3-Codex:GPT-5.2を基盤に、コーディングやエージェント型タスクに最適化された開発特化モデル。
  • GPT-5.1:レガシー扱いだが選択可能。既存プロンプト資産との相性が良く、安定挙動が強み。

■ ② 汎用・軽量モデル

  • GPT-4o:高速・マルチモーダル対応。日常業務や無料ユーザー向けの中核。
  • oシリーズ(o1/o3/o4-miniなど):推論特化、軽量分析、理系処理など用途別に最適化されたモデル群。

プランによる利用制限は?

  • 無料版で使えるモデルは限定的
  • Proでは高度推論モデルやCodexが解放
  • thinkingモードや大規模コンテキストもプラン依存

GPT-5.2:業務利用の中心となる“標準モデル”

2026年2月現在、業務利用の軸になるのは GPT-5.2 です。GPT-5.1をベースに安定性と応答品質を高めた改良版であり、「まずこれを選べば大きく外れない」総合力を持っています。

■ GPT-5.2の特徴

  • thinkingとinstantの自動ルーティング精度が向上
  • 100万トークン級の大規模コンテキスト対応
  • マルチモーダル処理(画像・音声・PDFなど)
  • 長文でも論理構造が崩れにくい安定推論

とくに評価されているのは、「複雑な指示でもブレにくい」点です。条件が多い業務指示や、複数資料をまたぐ検討タスクで真価を発揮します。

■ 向いている業務

  • 契約書や監査資料の読み込み・矛盾検出
  • 戦略分析や意思決定支援のドラフト作成
  • 技術文書・仕様書の統合要約
  • 画像+文章を含むマルチ資料処理

単発の文章生成だけでなく、「調査→整理→比較→結論提示」まで一気通貫で任せられるのが強みです。

■ GPT-5.2はこんな人におすすめ

  • どのモデルを選ぶか迷っている
  • 社内標準モデルを決めたい
  • 長文や高度分析を日常的に扱う

GPT-5.3-Codex:エージェント・開発特化の次世代モデル

GPT-5.3-Codexは、GPT-5.2を基盤にしながら「コード生成」「ツール連携」「長時間タスク処理」に最適化されたモデルです。従来のCodex系とGPT-5世代の推論力を統合し、開発・自律実行型タスクに強い設計になっています。

単なるコード補完ではなく、設計→実装→検証→修正までを一連の流れで扱える点が特徴です。エージェント型の業務や、外部ツールを呼び出すワークフローとの相性が良く、開発現場での実用性が大きく向上しています。

■ GPT-5.3-Codexの主な特徴

  • コーディング精度と長文ロジック整合性の強化
  • Python実行やツール呼び出しとの親和性向上
  • 複数ステップの自律タスク処理に強い
  • 大規模リファクタリングやレビュー対応

とくに「一度で完璧なコードを書く」よりも、「実行しながら改善する」ワークフローを前提にした設計が実務向きです。

■ 向いている業務

  • 大規模アプリケーションの設計・改修
  • 社内エージェントの構築
  • API連携や自動化スクリプトの開発
  • 技術的な検証・テスト生成

GPT-5.2が“総合参謀”なら、GPT-5.3-Codexは“実行部隊”です。開発や自動化に踏み込むなら、こちらが選択肢になります。

GPT-5.1:レガシーだが“安定資産”として残るモデル

GPT-5.1は、GPT-5系の初期改良版として登場し、現在はGPT-5.2に主役の座を譲っています。ただし、完全に消えたわけではなく、レガシーモデルとして選択可能なケースもあります。

位置づけとしては「最新版ではないが、挙動が安定しているモデル」です。すでに社内でプロンプト資産を大量に構築している場合や、出力傾向を固定したい場合には一定の価値があります。

■ GPT-5.1の特徴

  • GPT-5ベースの高水準な推論力
  • ルーターフロー(軽量/thinking切替)の初期完成形
  • 既存プロンプトとの互換性が高い
  • 出力傾向が安定している

GPT-5.2ほどの改善はないものの、「想定通りの出力が出やすい」という安心感があります。

■ 向いているケース

  • 既存業務フローを変更したくない
  • モデル変更による出力差分を避けたい
  • テスト環境で比較検証したい

今から新規導入するなら基本はGPT-5.2で問題ありません。ただし、モデルを“切り替えない戦略”も企業では重要です。

無料版・Goプランで使えるChatGPTのモデルは?

モデルの性能以前に重要なのが、「自分のプランで何が使えるか」です。2026年現在、無料プランで利用できるモデルは限定的です。

■ 無料版の基本構成

  • GPT-5.2(制限付き)
  • GPT-4o(環境により利用可能)

ただし、これらの使用にはいくつかの制約があります。

無料版の主な制限

  • メッセージ数・利用時間の制限
  • thinkingモードの制限または利用不可
  • 大規模コンテキスト利用不可
  • 高度な推論モデル(oシリーズ・Codex)は非対応

つまり、無料版は「体験用途」や「日常的な軽業務」には十分ですが、戦略分析・開発支援・高度推論には向きません。

無料版とGoプランの違い

ChatGPTは現在、段階的なプラン設計になっていて、無料版の上に位置するGoプランもあります。Goは、無料版よりも安定して使いたい個人・副業ユーザー向けの位置づけです。

  • GPT-5.2の利用枠拡大
  • 利用上限の緩和
  • thinking利用が安定
  • 日常業務レベルでの実用性向上

ただし、GPT-5.3-Codexや高度な推論モデルは含まれません。

Proプランに入ると何が変わる?使えるモデルが一気に増える

無料版やGoは「日常業務を助ける」範囲に強い一方、Proに入ると“業務を任せる”ための選択肢が揃うようになります。モデル選択が広がることで、精度・速度・コストのバランスをタスクごとに最適化できるのが最大のメリットです。

■ Proで使えるモデルの中心

まず、この記事の主役である2つが、Proではフルに活用できます。

  • GPT-5.2:長文・戦略・統合業務の標準モデル(高機能で運用しやすい)
  • GPT-5.3-Codex:開発・自動化・エージェント運用の本命

■ 推論モデル(oシリーズ)も選べる

oシリーズは「用途別最適化」の代表格で、タスクに合わせてモデルを切り替えると効率が上がります。ポイントは、単に賢いモデルを選ぶのではなく、速さと推論の深さを使い分けられることです。

  • o1:軽めの推論とスピード重視(調査メモ、要点整理など)
  • o1 pro mode:より深い思考を要する意思決定支援向け
  • o3 / o3-pro:多ステップ推論や高精度が必要な分析・研究寄り
  • o4-mini / o4-mini-high:小型で高速。頻度が高い業務のコスト最適化に向く

oシリーズは、文章生成よりも「判断」「推論」「計算」「構造化」に寄せたいときに便利です。

■ GPT-4oや分析寄りモデルも使い分け可能

  • GPT-4o:高速でマルチモーダル。日常業務の回転率を上げる
  • (環境により)GPT-4.1など:長文・分析に寄せた選択肢として比較対象になる

■ Proが向いている人

  • AIを業務で毎日使う
  • 調査→分析→資料化まで一気通貫で任せたい
  • 開発・自動化・ツール連携まで踏み込みたい
  • 「モデルを使い分けてコストと品質を最適化したい」

結論として、本格的な業務利用はProが分岐点になります。

ChatGPT プラン別・利用可能モデル一覧(2026年版)

プラン月額料金(参考)利用可能モデルthinking利用長文コンテキスト主な用途イメージ
Free0円GPT-5.2(制限付き)、GPT-4o(制限付き)制限あり制限あり文章作成、要約、軽い調査
Go約1,500円/月GPT-5.2(枠拡大)、GPT-4o一部安定利用制限あり日常業務レベルの実用利用
Plus約3,000円/月GPT-5.2、GPT-5.3-Codex(制限付き)、oシリーズ(o1 / o4-miniなど)利用可拡張業務利用、軽開発、分析
Pro約30,000円/月GPT-5.2、GPT-5.3-Codex(フル)、o1 / o1 pro mode、o3 / o3-pro、o4-mini / o4-mini-high、GPT-4oフル利用可大規模対応戦略分析、開発、エージェント運用

ポイント整理

  • 無料は体験用途中心
  • Goは安定利用向け
  • Plusで業務が現実的
  • Proで「モデルを使い分ける世界」に入る

ChatGPT 現行モデル性能比較(2026年版)

モデル推論力コーディング長文処理速度主な用途
GPT-5.2◎ 非常に高い○ 高水準◎ 100万トークン級中速戦略分析、監査、長文統合、マルチモーダル業務
GPT-5.3-Codex◎ 非常に高い◎ 最強クラス◎ 高水準中速〜やや速い開発、自動化、エージェント構築、複数ステップ実行
GPT-5.1○ 高い中速既存資産との互換運用
GPT-4o◎ 高速日常業務、議事録、文書生成
o1◎ 高速軽推論、要約、思考整理
o1 pro modeやや遅い経営判断、リスク評価
o3◎ 非常に高いやや遅い多段推論、研究、数理分析
o3-pro◎+ ツール連携強化遅め法務・研究・外部ツール併用タスク
o4-mini◎ 非常に高速高頻度業務、コスト最適化
o4-mini-high◎(小型で高精度)中速精度重視の中規模業務

使い分けのポイント

  • とりあえず万能に使いたい→ GPT-5.2
  • 開発・自動化を本格的にやる→ GPT-5.3-Codex
  • 軽業務を高速回転させたい→ GPT-4o / o4-mini
  • 本気の推論や研究用途→ o3 / o1 pro mode

ChatGPT現行モデルを全比較まとめ:結局どのモデルを選べばいい?

結論から言うと、迷ったときの基準はシンプルです。まずは汎用の中心モデルであるGPT-5.2を基準に置き、必要に応じて開発特化のGPT-5.3-Codexや推論特化のoシリーズへ広げていくのが、最も失敗しにくい選び方です。モデルは「最新かどうか」よりも「業務に対して過不足がないか」で選ぶほうが成果につながります。

無料版とGoは、文章作成や要約などの軽業務を中心に使うなら十分ですが、業務で継続的に使うほど制限が気になりやすくなります。実務で安定して使いたい場合はPlus以上を前提に考え、複数モデルを使い分けて最適化したいならProが分岐点になります。

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監修者:服部 一馬

フィクスドスター㈱ 代表取締役 / ITコンサルタント / AIビジネス活用アドバイザー

非エンジニアながら、最新のAI技術トレンドに精通し、企業のDX推進やIT活用戦略の策定をサポート。特に経営層や非技術職に向けた「AIのビジネス活用」に関する解説力には定評がある。
「AIはエンジニアだけのものではない。ビジネスにどう活かすかがカギだ」という理念のもと、企業のデジタル変革と競争力強化を支援するプロフェッショナルとして活動中。ビジネスとテクノロジーをつなぐ存在として、最新AI動向の普及と活用支援に力を入れている。

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