XのAIチャットGrok 無料利用ガイド Grok3も無料?

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Elon Musk氏が率いるxAIが開発した対話型AI「Grok」は、SNS「X(旧Twitter)」と連携し、リアルタイムで最新情報を取得できるのが特徴です。2025年2月にリリースされた最新バージョン「Grok 3」は、前モデルと比較して10倍の計算能力を持ち、より高度な推論や問題解決が可能となりました。

この記事では2025年5月現在の情報を元に、Grokが無料でどこまで使えるのかを詳しく解説します。

この記事の内容は上記のGPTマスター放送室でわかりやすく音声で解説しています。


最近「社外に出せないデータで生成AIを使いたい」という相談をよく聞きます。ChatGPTの利用は社内で禁止されているそうです。セキュリティやコスト面が気になる企業には、社内のローカル環境で動かせる仕組みがあることはご存知ですか?

XのAIチャットボット「Grok」、無料ユーザーにも開放!

最新バージョンのGrok-3は、2025年2月18日にリリースされ、Xの有料プランであるPremium+加入者や、xAIの新しいSuperGrokサブスクリプションプランのユーザー向けに提供されています。

Grok-3は、Grok-2と比較して10倍の計算能力を持ち、より高度な推論能力や問題解決能力を備えています。では、最新Grok3の特徴を見ていきましょう。

Grok 3の主な特徴

  • 高度な推論能力:「Think」や「Big Brain」モードを搭載し、複雑な問題にも対応。
  • リアルタイム情報取得:X上の最新投稿やトレンドを即座に反映。
  • 画像生成機能:テキスト指示に基づき高品質な画像を生成。
  • ユーモアを交えた応答:人間味のある会話が可能。

たとえば、「今日のAIニュースをまとめて」と聞いてみると、Xの投稿やウェブ検索をして、まとめてくれました。

Grok有料プランの概要

  • X Premium+:月額40ドルでGrok 3の全機能にアクセス可能。
  • SuperGrok:月額30ドルまたは年額300ドルで、APIアクセスや高度な検索機能「DeepSearch」「DeeperSearch」が利用可能。

無料アカウントでも、制限付きでDeepSearchの機能も利用できます。

無料ユーザー向けの利用制限

  • 利用回数:2時間ごとに最大5回のメッセージ送信。
  • 画像生成:1日あたりの利用回数に制限あり。
  • 機能制限:一部高度な機能は有料プランでのみ利用可能。

x.aiのGrokの利用方法

  1. Xアプリの更新:スマートフォンやタブレットでXアプリを最新バージョンに更新します。また、PCからでも公式ページで利用できます。
  2. Grokへのアクセス:アプリ内のサイドバーに表示される四角いアイコン(Grokのマーク)をタップします。
  3. 質問やリクエストの入力:表示されたチャットボックスに質問やリクエストを入力し、送信します。
  4. 応答の確認:Grokからの回答や生成された画像が表示されます。

Grokを利用するうえでの注意点

  • 利用制限:無料ユーザーは、2時間ごとに最大5回までGrokを利用できます。これを超えると、次の2時間まで待つ必要があります。
  • 画像生成の制限:画像生成機能には1日あたりの利用制限が設けられている場合があります。
  • 著作権とコンテンツの正確性:生成されたコンテンツの著作権や正確性については注意が必要です。特に、画像生成時には著作権に配慮しましょう。

Grok:まとめ

Grokの無料化により、AI技術をより身近に体験できるようになりました。日常の情報収集やクリエイティブな活動に、ぜひGrokを活用してみてください。

参考:Grok公式ページ

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ある日本企業に対する調査では、72%が業務でのChatGPT利用を禁止していると報告されています。社内の機密情報がChatGPTのモデルに学習されて、情報漏洩の可能性を懸念しているためです。

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監修者:服部 一馬

フィクスドスター㈱ 代表取締役 / ITコンサルタント / AIビジネス活用アドバイザー

非エンジニアながら、最新のAI技術トレンドに精通し、企業のDX推進やIT活用戦略の策定をサポート。特に経営層や非技術職に向けた「AIのビジネス活用」に関する解説力には定評がある。
「AIはエンジニアだけのものではない。ビジネスにどう活かすかがカギだ」という理念のもと、企業のデジタル変革と競争力強化を支援するプロフェッショナルとして活動中。ビジネスとテクノロジーをつなぐ存在として、最新AI動向の普及と活用支援に力を入れている。

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